HSPが営業をするとどうなる?実体験を元に解説します

HSP

HSPが営業をするとどうなる?実体験を元に解説します

 

筆者
筆者

こんにちは筆者です

今回はHSPの私が営業をしていて思ったことを書いていきます。

実体験ベースで語っていきますので
これから営業をしたいHSPさん・営業はしているけど辞めたいHSPさん
の参考になればと思っています。
私のプロフィールです

・HSS型HSP
・転職回数4回
・サラリーマン時代は日々生きずらさを感じていた
・ノースキルで脱サラしたが、なんとか生きている

HSPが営業をするとどうなるか?

HSPが営業をするとどうなるか・・

営業をしていないHSPさんは、営業をするとどんな感情・どんなものか知りたいと思います。
実際に営業をしているHSPさんは、共感できる部分が多いと思います。

HSPが営業をすると、結論から言うと疲弊し、最悪病んでしまいます。

営業職を選択する理由は色々あると思います。

文系だから、営業職しかないかもしれない・・

やればやるほど給料に反映される営業職が良い!

そもそも営業職というのは、繊細なHSPさんにはそもそも向いていないですからね。

私自身はHSPの中でもHSS型HSPと呼ばれている好奇心旺盛・人と関わっていても苦ではない(後からどっと疲れる)タイプだったため

筆者
筆者

営業でも大丈夫っしょ!

と思っていました。

しかし、実際に営業をしてみると、HSPにはしんどい部分が見えてきました。

HSP営業の辛い瞬間

HSPさんには基本的に営業は辛いです。

特にしんどいと感じる部分は

<しんどい部分>
・マルチタスク
・電話応対
・利害関係者の調整
上記がしんどい部分として挙げられますね。
順に解説していきます。

辛い瞬間1:マルチタスク

営業はマルチタスクを求められます。
基本的に複数のお客様を相手にするので、HSPさんが得意な相手に寄り添う共感性が発揮しにくいです。
一つのお客様の対応していると、別のお客様から別の問い合わせが・・
とパンクしそうになります。
なので、マルチタスクにうまく対応できないと、HSPさんに営業はかなりしんどくなると思います。
解決策:できるだけシングルタスクにする
お問い合わせが複数あってテンパる・・この気持ちよくわかります。
そのため、一つのことをやっている間は、一つのこと(シングルタスク)で進めましょう。
マルチタスクに持ち込まないのがコツです。
どんどんくるお客様からのお問い合わせはメモしておき、抜け漏れがないようにして、一旦対応するのは一つに絞りましょう。

しんどい瞬間2:電話応対

電話応対も、HSPさんが疲弊する一つです。
HSPさんは総じて、電話応対が苦手です。
筆者
筆者

私もめちゃめちゃ苦手でした・・

急に電話がかかってくると深呼吸をしてから出るぐらいですからね・・
基本的に、テレアポはあまり良い応対をされませんよね。

「断られたな・・」

「次また電話して断られたらどうしよう・・」

アポイントを断られるとこういった負のループに入っていきます。
解決策:数をこなす
電話に対する解決策は、
正直ありません・・数をこなすしかありません。
数をこなし、経験値を貯めることでお客様の応対に対し柔軟に対応できるようになります。
ただ、数をこなしても慣れるわけではないですし、苦手なままだと思います。
筆者
筆者

電話はいつまでも苦手・・

しんどい部分3:利害関係者の調整

利害関係者の調整も、非常にHSPさんには苦痛なものです。
社内関係・社外関係問わず、連絡をし、日程を合わせる・・
意外とこれがしんどいんですよね・・
「この内容で送って大丈夫かな・・」

「返事が遅いな・・伝え方悪かったのかな・・」

と不安に思うことが多いですよね・・
解決策:相手は特に何も思っていないと考える
こちらも具体的な解決策はなく、難しいです。
一旦相手のことを考えるのを辞め、日程を調整する・利害関係者の調整をする
ということを最優先に考えていきましょう。
上記に挙げた部分以外にも、HSPさんは真面目な方が多いので、自分が良いと思っていない商品を良いと押し売るのが苦痛に感じます。
割り切って売ろうと思っても、苦しくなってしまうので、そこも注意が必要です。

HSPの特性を活かせる部分

HSPさんが営業をするとマイナスな部分が多いですが、活かせる部分もあります。
<HSPの営業で活かせるところ>
・相手の話を親身に聞き、悩み・実現したいことを聞き、共感できるところ
・深く顧客を分析し、仮説立てをし、相手にあった提案ができるところ
順に解説していきます。

HSP営業の活かせる部分1:相手の話を親身に聞き、共感できるところ

相手の話を親身に聞き、悩み・実現したいことをしっかりと提案できる点ですが
HSPの強みである共感性を存分に営業に活かせます。
顧客の何気ない言動から他の人が気づけないニーズ・お客様が何を考えているか察知できたり、真面目な姿がお客様に評価頂ける部分です。
私もお客様に
よくそんなことに気づいてくれたねぇ

本当に真面目によくやってくれるね

と評価頂けることが多かったです。

HSP営業の活かせる部分2:分析し、仮説を立て、最適な提案ができるところ

お客様を深く分析し、仮説を立て提案できるのもHSP営業の特徴かなと思います。
HSPさんの特徴である深く考えることが、お客様相手にも良い力を発揮できます。
新規営業でも、ルート営業でも活かせる部分です。
私も新規営業・ルート営業を行いましたが、新規営業だとお客様のHP・業務分析をして、仮説を立てて提案に行っていました。

よく調べてますね

と言われることもありました。

まとめ

基本的にHSPには営業職はおすすめできません。

しかし、HSPならではの強みを発揮できる可能性はあります。

営業マンの印象というと、口が達者で、ゴリゴリ攻めることができる人が向いていると思われがちですが、決してそうではありません。

自分が営業されると考えると、ゴリゴリ来られるより、しっかりと自分のことを考えて提案する営業マンの方が好感が持てるはずです。

そういった部分ではHSPさんは最強の営業マンになれそうですが、心とのバランスが大事ですね。

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