なぜコミュ障人見知りHSPが営業成績上位を取れたのか
こんにちは。社畜からの開放が人生のモットーの筆者です。
今回はコミュ障人見知りHSPの私がなぜ営業成績上位を取れたのかというテーマをお伝えしていこうと思います。
HSPで他人と関わるのに悩んでいる・・
営業をしているけど全然成績が伸びない・・
という方是非参考にしてみてください。
HSPコミュ障がなぜ営業へ?
なぜコミュ障HSPのなのに人と接する機会の多い営業職になったの?
この言葉、めちゃめちゃ言われます。笑
たしかに他の人からしたらなんで営業を選んだの!?って疑問ですよね笑
私の場合、ざっくりまとめると私が働きたかった業界の求人が営業しかなかったからです笑
そんなこんなで営業職になったのは良いものの、人と関わることをできるだけ避けてきたコミュ障HSPの私はめちゃめちゃ苦労しました。
営業に行っても心臓バクバクするし、営業にいく前は事前の予行演習がかかせませんでした。
よく先輩や上司に
なんでそんな準備しているんだ?とりあえず数こなして、会いまくってこい!!
このように言われたこともありました。
でも、それが無理なのです・・
コミュ障HSPの方は共感していただけると思いますが、事前に喋ることを決めていないと到底即興で喋ることが難しいのです。
喋れないから準備しているのに、数こなせなんて無茶だ・・
と先輩・上司の言葉は無視し、事前準備はしっかりと毎回行なっていました。
それでも喋っていて
「これは上手く伝わっているのだろうか…」「なんか不服そうだ…」
このような不安に襲われることも多々ありました。
ただノルマ(営業には数字のノルマがある私の会社場合は月のノルマを達成しなければいけなかった)
を達成せずに終わった月が一度もありませんでした。つまり全ての月でノルマを達成していたり、支店でも何回か月の売り上げのトップになったりしたこともあったのです。
世の中不思議ですね..
これは営業をしていくうちに、
自分の強みを理解したこと・コミュ障HSPならではの相手との関わり方を学んだこと
これに尽きます。ではどのような方法だったのか具体的に記載していきますね。
コミュ障HSPが見つけた対人関係の突破口
突破口と大それたタイトルで銘打っていますが、魔法のようなことではありません笑
コミュ障HSP以外の人からしたらあまり大したことではないですと感じるはずです。笑
ただコミュ障HSPで営業の結果が出ず困っている・コミュ障HSPだけど営業になりたいという方の参考になればと思います!
ひたすら聞き役に回る
営業だからなにか「話さないといけない」という概念は捨てましょう。
もうひたすら、聞き役に徹してください。コミュ障HSPの方は聞き役は苦じゃないはずです。
割合はもう9対1でお客様に話をさしてあげてください。あなたは首振り地蔵でいいのです。
9対1の「1」の内訳は、「質問」「相槌」「相槌からの質問」
これだけで十分です。気の利いた言葉なんていらないのです。沈黙を恐れてはいけません。
営業で忘れてはいけないのがお客様が買わないと意味がないよということですよね。
たまにずっと喋っている営業もいると思いますが、大抵はお客様も迫力に圧倒されているだけで、長期的にみると喋り好きな営業マンは予算を達成しにくい印象です。(お客様との間に信頼関係が出来上がっていれば別ですけどね!)
(最強なのは話も上手くて、聞き上手な人ですが)
私は自分が話すと良くないなと思っていたので商品知識がなかったのもありますが
ひたすら聞いていました。私のテンプレートが
「最近どうですか?」「なるほどーそうなんですね」「えーすごい!そうなんですね〇〇○ってことですか?」
✖️鬼リピート
これだけです。笑
そうすると自然に向こうから欲しいものを言ってもらえるので、そこで初めて提案をしていました。
どうですか?簡単にみえますよね。
実際にめちゃめちゃ簡単です笑
一度お客様に、「どうして毎回買ってくれるんですか?」と聞いたことがあります。
「他の営業マンは買って買って!感が強すぎて買う気がなくなる。それに比べてあなたは聞いてくれるでしょ。あんまり営業の人で聞いてくれる人いないんですよ」
このように言われたことがあります。コミュ障なんで自分の話は面白くないんで話しません!
とは言えなかったですが、お客様の立場になってみても確かにそうですよね。
服屋さんに行って、いきなり話しかけられて、ひたすら商品説明されてもコミュ障HSPの私は買う気が失せてしまいます。
さてどうですかコミュ障HSPの皆さん、営業は怖くなくなってきましたね?まだまだコミュ障の利点ありますよ!
お客様に教えてもらう気持ちで行く
これはスタンスの部分ですね。営業に行く=こちらから商品を紹介して教えに行ってあげる
このスタンスをいったん無くしちゃいましょう。
営業だけど、相手にアドバイスや意見を求めに行く。私はこのスタンスでいっていました。
ただ、自社の商品を知らないのは前提としてダメです。笑
例えば紹介するのが自社の商品だとして
「この商品、弊社では〇〇といった使い方なんですけど、あなたはどう使ったらいいと思います?」
「この商品ってどんな風にすればもっと良く見えますかねー?」「他社さんに似たのないです?」
などひたすらアドバイスと、商品の改善点を聞くようにしていました。
このスタンスで行くと、かなり信頼されます。人は自分が相手にしたこと・ここではアドバイスを私にしたということで
「返報性の原理」が働いています。(返報性の原理は自分が何かをしたら相手にもなにかをお返ししなきゃと思うこと)
この原理が働くので、お客様からすればなにかお返ししなきゃという一種の罪悪感から購入してくれる方もいます。
コミュ障HSPの人は良くも悪くもプライドがない(すいません)と思うので、教えてもらうスタンスで行くのも苦ではないと思います。
これは本当に有効なのでおすすめです。
コミュ障HSPならではの知恵の凄さを利用する
自分の強みを活かす…そう、コミュ障の方でも、素晴らしい強みを一つは持っています。
そう、コミュ障HSPの人というのは、なにかを極めている人が多いのです。
例えば、漫画やアニメが好きでめちゃめちゃ詳しい・音楽にプロ並に詳しい等々凄まじいぐらいに知識がある人が多いです。
私の場合は知識がめちゃめちゃあるってほどでもなかったですが、映画や海外ドラマを良くみており、人並みよりは知識がありました。
そしてその強みを活かせる場は必ずあります。
お客様にも自分の好きなことが好きな人が必ずいるからです。
私の場合、何百というお客様とお話してきましたが、自分の好きなことである映画・海外ドラマのお話で盛り上がったお客様は結構いました。
好きなことが一緒のお客様の場合、信頼関係を作るのがめちゃめちゃ早いです。
極めていることがあれば、早めにお客様と共有しちゃいましょう。
ただ気をつけていただきたいのが、相手との「好き」の目線を合わせましょう。笑
相手が好きだからついついやばいぐらいの知識をひけらかしてドン引きされる可能性もあります。笑
コミュ障HSPの方はあくまで相手の反応をみながら ですよ。
コミュ障HSPあるある
ここからはコミュ障HSP営業あるあるをお伝えしていきます。
コミュ障SHPで今営業されている方は共感を・コミュ障HSPでこれから営業になりたい方は、シミュレーションしながらご覧ください。
あるあるその1 電話が辛い
もうね、はっきりいって電話が一番辛かったです。。
私が営業をしていた会社は、会社に固定電話があって、結構頻繁にかかってくるんですよね。
そうすると入社して間もない人間から取らないといけない暗黙のルールがあったので、ひたすら電話を取っていました。
はっきり言って苦痛でしかなかったです。
相手の顔を見れない分、声だけで相手を判断しないといけない。。
私がやってしまったミスは言葉がドモってしまう・相手の会話内容を忘れる・相手の名前・会社名をメモしておらず怒られる・・
などなど挙げきれないほどです。。
そして、社用携帯にもめちゃめちゃ電話がかかってくるんですよね….
仲の良いお客様だったらパッと出れるんですけど、あまり仲良くない・怖いお客様だと
通知画面を見て3秒見つめる→深呼吸して電話に出るor一度無視して整えてからかけ直す
こんな感じだったので電話は本当に苦手です。。
共感してくれるコミュ障HSP営業マンの方いませんか。。
なのでこれから営業になりたいコミュ障HSPの方は、マイルールを作っておくと良いです。
電話がなったら深呼吸をする・気持ちが整っていない時には電話にでない
このようにルールを作っておくと安心です。一番は良いのは電話がかかってこないことですが笑
あるあるその2 言葉がドモってしまって言いたいことが言えない
はい。私です。笑
スムーズに言葉が出てきません。なぜか相手と話すと緊張してドモってしまうんですよね〜
特に自分が苦手だなと感じている人物象(私だと50代ぐらいの男の人)
と喋るとほとんどの確率でどもってしまいます。
そして言いたいことが言えず終わる…
強く口調で言われる・せかせかしている人を目の前にするとコミュ障HSPは圧倒されて、ドモってしまうのです。
コミュ障HSPの人を目の前にした人、是非優しく喋るのを見守ってください。。
あるあるその3 考えてから話すのでスピーディーな会話が難しい
これもスピーディーに会話がしたい人相手だと、かなりイライラされます。
コミュ障HSPの人は喋る前に考えて喋るので、会話に間が生まれやすいんですよね。
私も結構間が開くので、スピーディーなせっかちさんがお客様だと
あ、この人イライラしてきているなとわかることがあります。笑
私が学んだのは、相槌で繋ぐことです。
「あー」「そうですねえ」「んーと」
この相槌を使いながら間を埋めてその間に考えていました。
これ結構使えるのでやってみてください。
あるあるその4 声が小さいので何回も聞き直される
これが一番多いかもしれません。
ドモりやすい+声が小さいので、絶対に何回も「
え?」「ん?」
と聞き返されます。
自分では大きい声で喋っているつもりでも、相手には聞こえてない。このパターンがめちゃめちゃ多いです。
なので私は、商談相手のパーソナルスペースを守りつつ(パーソナルスペースは相手が近づいてきて不快に感じる距離)
限界まで相手に近づいて喋っていました。笑
声を大きく出すって意外とエネルギーを必要とします。
なので私は商談相手と近づいて商談していましたが、難しい方は大き声で商談しましょう。
あるあるその5 沈黙が怖い
これはコミュ障HSPの方だけではないかもしれませんが、沈黙が怖いと思うことが多いのではないでしょうか。
特にコミュ障HSPの人は自分からあまり話さないので、相手に話してもらうしかありません。
ただ相手も喋ることがなくなったら沈黙が訪れます。
あの雰囲気、絶望的ですよね。
ドラクエで装備なしで魔王に挑むぐらい絶望的な雰囲気になります。
コミュ障HSPの人だと、
「私なにかしたかな..」「沈黙気まづい…私がしゃべらなきゃ!」
と思いがちですが、大体スベります。そしてもっと気まづい雰囲気になります。
そんな時は沈黙を大事にしましょう。
沈黙が気まづい…と感じているのは自分だけでなく、相手もです。
そのうち相手から話が始まるので、コミュ障HSPのあなたはじっと沈黙を耐えて、向こうから話してくれるのを待ってください。
まとめ
どうでしたか?
コミュ障HSPでも営業成績が上位を取れる3つの方法を記載してきました。
まとめると
- ひたすら聞き役に回る
- お客様に教えてもらう気持ちで行く
- コミュ障HSPならではの知恵の深さを利用する
この3つこそコミュ障HSP営業マンだった私の経験を通して重要だなと思ったことです。
そしてコミュ障HSP営業あるあるをお伝えしていきましたね。
このあるあるに今コミュ障HSPで営業をしている方は共感を、コミュ障HSPでこれから営業をしたいという方は是非備えてくださいね。
コミュ障HSPでもう営業が嫌だ!転職したい!
という方も多いと思います。実際私も営業から転職しました。
でもコミュ障HSPの方だと会社にも辞めると言いづらい人は多いと思います。
私自身、自分から伝えましたが、伝えるのが億劫な人は退職代行もありだと思います。
後払いなので、先にお金を払って辞められなかったらどうしよう・・
という不安がないのが大きなメリットですし、365日24時間対応なのでいつでも対応して頂けます。
退職の相談も無料でやってくれます。
すぐ辞めたい・・けど費用もかけたくないという方是非検討してみてください!
転職を何度も繰り返していると、転職活動が難しくなってしまうのは事実です。
次は良い会社を見つけられるように確実に転職に成功させないといけません。
もしこれまでの転職で利用したことがない方は「転職エージェント」のサービスを利用して、転職活動をしましょう。
転職エージェントは、転職のプロが、その人の適正や、求める条件に最も適した仕事を紹介してくれますし、完全無料で利用することができますので、使わない手はないです。
転職エージェントに登録するとまずはカウンセリングを行い、その中でこれまでの経験、キャリアなどを確認した上で、仕事を紹介してくれます。
また転職に至った経緯なども聞いてくれるため、紹介する企業とのミスマッチが少ないです。
そのため、満足度の高い転職ができます。
可能であれば転職は在職中に行うのがオススメです。(辞めてからだと精神的に辛くなる可能性がある)
以下に私がこれまで複数転職をして、使って良かったとおススメできる転職エージェント・転職サイトを紹介しておきます。
どのエージェントも僕が利用したことのある転職エージェント・転職サイトなので安心して利用ができますよ。
【失敗しない!】実際に利用して良かった転職エージェント
「転職エージェント」は複数登録した方が良い転職ができます。
- 転職エージェント毎に掲載の求人が違っている場合がある
といった理由があります。
私は4回の転職活動を通じて、複数の「転職エージェント」や「転職サイト」を利用しましたが、使って良かったと思う転職エージェントが以下の通りです。
doda(デューダ)エージェント
①業界最大級の10万件以上の求人情報がある
②各業種の専門アドバイザーがいるため、異業種転職にも安心
③アドバイザーの親身が良い!
リクルートエージェント
①国内圧倒的No1実績
②キャリアアドバイザーの質が高い
③書類添削に大いに尽力してくれる
【失敗しない!】実際に利用して良かった転職サイト
転職エージェントと転職サイトの両方を上手に使いこなすことによって転職成功率が大幅にアップしますよ!
リクナビNEXT
①グッドポイント診断で自分の強みを発見できる
②年収・地域・働き方などの細かい条件で検索可能
③求人数が多い
リクナビNEXTに登録すると、あなたの強みを見つけることができる「グッドポイント診断」を受けることが可能です。
診断結果は転職の方向性を決めるのに役立ちますし、そのまま面接や自己PRにも応用することができますので、受けておいて損はありません!
就職Shop
①書類選考なしで進める
②幅広い求人がある
③企業を100%取材している
ミイダス
①書類作成なしで登録・応募ができる
②自分の市場価値を知ることができる診断がある
③逆オファーが多い