【営業やってみた】HSPが営業を経験した実体験を語る

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【営業やってみた】HSPが営業を経験した実体験を語る

 

筆者
筆者

こんにちは筆者です

今回は、HSPの私が営業を経験したという記事を書いていきます。

HSPは一般的に、営業職に向いていないと言われています。

繊細すぎるが故に、メンタル的にしんどくなってしまうのが理由ですね。

そんなHSPの私ですが、転職をし営業職を選びました。

営業を選んだ理由・実際に営業をしてみてどう感じたかを書いていきます。

 

HSPで営業ってできるかなぁ・・

HSPだけど、営業しんどい・・

このように思っている方ぜひ見てみてください!

転職をし、営業マンになった僕


エンジニアから営業へ転職した私は、美容系の営業会社に転職しました。
未経験・第二新卒で入社でき、

「キャリアチェンジできるぜえ!」

と息巻いていたのを覚えています。

なぜ営業を選んだかといえば、営業しか選択肢がありませんでした。笑
職種のことなんて何も調べずにただ美容が好きだったということもあり、文系だったら営業しかないよなぁと安直な考えで、営業を選びました。
特に営業がやりたいとかはなく、美容系の仕事に就きたかったが一番でした。

入社から1ヶ月が経つ頃、お客様を持つようになり、本格的に営業が始まりました。

営業をやっていてしんどかったこと

美容は好きでしたが、営業に関してはド素人。
右も左もわからず、お客様と向き合う日々。

最初は何を喋ったら良いかもわからず、お客様の建物に入る前に何回も喋ることを予行演習してから挑んでいました。

そんな中で営業をしていると、自分でも意外だったのが、自分から話さなくても、お客様が
会話してくれるし、必要な情報を出してくれるなということです。

私が営業する前の営業マンのイメージは、ゴリゴリに会話を行い、その場で受注を決めるような圧倒的な行動力・やる気に満ち溢れている営業マンを想像していました。

でもそれはほんの一部の営業マンで、しかもゴリゴリの人はあまり好かれていない(ゴリゴリの人ごめんなさい)ということを営業をする上で徐々に知っていきました

約2年営業をすることで、自分の営業スタイル・得意なことが段々とわかってきました。

 

<得意なこと>
・お客様の立場に立って、親身にお話を聞けること
・悩みを聞いた上で仮説を立てて、ドンピシャな提案をすること
・お客様と長期的な関係を築けること
<苦手なこと>
・不特定多数の関係者(顧客、社内)の調整をすること
・電話対応をすること
・相手が欲しくないものを売ること

不特定多数の関係者の調整をするのが本当に苦手でした。
非常にチームワークが求められるので、私は無理でしたね・・

電話対応も苦手で、仲の良いお客様だったら良いのですが、会社にかかってくる電話や知らない番号からの電話応対は非常に苦手でした。聞かれるのも嫌ですしね・・

社内の都合等で、相手が欲しくないものを売ってこいという理不尽な要求も苦手でした。
お客様の表情を読み取って考えてしまうので、「ああ・・必要のないものを紹介して顔が曇っているな・・」と相手の気持ちになってしまうんですね。

なのでこういう時は、私は素直に
「これ買わなくて良いので紹介したという事実だけ作らせてください」
とお伝えしていました笑

会社からしたら使えない営業マンです・・笑

HSPに営業は向いていない?

営業マンのイメージはゴリゴリに会話を行い、その場で受注を決めるような圧倒的な行動力・やる気に満ち溢れている営業マンを想像する人が多いと思います。

じっくり物事を考え、丁寧にお客様に向き合うHSPの特性は、この本当に真逆ですよね。笑

毎日色々な人と対面する仕事が営業なので、一般的にはHSPには不向きだと思います。

でも、意外と世の中のお客様は、きめ細やかなフォローを喜んでくれたり、ちょっとしたことを気づくことに喜んでくれたり、真摯な姿が顧客の信頼を獲得し、継続的に相談をもらえたりなど、HSPの強みが生きる場面も多々あります。

HSPの自分が出した結論は、お客様に合わせて、柔軟に対応を変えていける環境であれば、営業はHSPにも向いているんじゃないかなぁと思います。

「多くのお客様をいかに効率よく捌くか」みたいな部分を求められる営業スタイルは向いていないと思いますが、少ないお客様を時間をかけて丁寧に向き合える営業なら、HSPで結果が出せると思います。

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